縣 青那

1973年、大分県生まれ。
薬剤師として働きながら、小説を書き始める。
1999年から10年間、断続的にカナダのモントリオールで生活。
多種多様な文化背景を持つ人々と接するなかで、自己が溶解していくような感覚を経験し、未知の世界と個人との接点で起こる事象に興味を抱く。異質なもの同士の交流をテーマとしている。

掲載記事

書籍

  • スモーキー・ビーンズ
    縣 青那
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    幼いころ暮らしていたキューバの街に訪れた日本人女性。
    懐かしい街と人の思い出を辿る旅は、やがて封印された記憶を少しずつ紐解き、衝撃の出来事へと繋がっていくーー。

    捨てられる不出来なコーヒー豆も、知らぬ間に立派なコーヒーの木に育つこともある。
    強い日差しが照り返し、時の止まったようなキューバの街の雰囲気の中に、数奇な運命と、人生の重みを見事に描き出した小説。